P2P制限なし・P2P規制なしのプロバイダとは?
そもそもP2P制限・P2P規制ってなに?
P2P制限やP2P規制はその名の通りP2P(ピアツーピア)の通信に対して設けられる制限になります。
従来のインターネットでのデータ通信はデータを保持し提供する「サーバ」と、それに対してデータを要求・ アクセスする「クライアント」に別れた「クライアント・サーバ方式」が用いられていました。
一台の親(サーバ)に対して多数の子(クライアント)が接続を試みる形になるため、サーバのスペックや回線の状況によりデータの通信が限定されるなどのデメリットが有りました。
それに対してP2Pとはそれぞれの端末がサーバであり、クライアントでもあるため対等にデータの提供および要求・ アクセスを行うことが可能な画期的な技術です。
クライアント・サーバ方式で生じていたデメリットを解消することができ、大容量のデータを効率的に通信することが出来ます。
P2Pという言葉を浸透させたファイル共有ソフト
2000年台初期にこのP2Pの技術を使ったWinMXやWinny、Shareと言った所謂ファイル共有ソフトが大流行(?)しました。
P2Pの特徴である大容量のデータを効率よく収集できるというメリットを最大限活かしたソフトでした。
P2Pの技術やファイル共有ソフト自体は全く問題のないものなのですが、それらを利用し映画や音楽やゲームなど著作権のある大容量ファイルをやりとりする温床となってしまったのです。
これらは明らかな著作権侵害となるのですが、当時はインターネット関係の法整備が進んでいなかったことやP2Pの匿名性の高さも相まって、ファイル共有ソフトによる違法ファイルのやりとりが激増しました。
それ以外にもファイル共有ソフトを利用しウイルスに感染し個人情報が流出する事件が多発するなど、ファイル共有ソフトひいてはP2Pという言葉が一般に浸透していきました。
著作物の違法アップロードによる逮捕者や、Winny開発者の逮捕など当時のニュースをかなり賑わせていたと記憶しています。
P2P制限・P2P規制はファイル共有ソフトのとばっちり?
その裏で大きな影響を受けたのは他でもないプロバイダ業界でした。
ファイル共有ソフトでやりとりされるデータはWEBサイトやメールなどと違い、音楽や動画など基本的に大容量のものです。
それらがそこかしこで通信されているわけですから、ファイル共有によってプロバイダの回線が専有され混雑が頻発する自体に陥ってしまったのです。
回線の占有による混雑を回避するためにプロバイダはP2Pの通信を検知した場合、速度を低下させるまたは即座に遮断するような制限を設けていきました。
そのため前述のとおりP2Pの通信自体は全く問題のないにも関わらず、ファイル共有をしない利用者に対しても一律に制限がかかってしまうのです。
P2P自体は非常に優れた技術ですからオンラインゲームやSkypeなどでも採用されているため、それらサービスが正常に利用できないことを意味しています。
P2Pを利用しているサービスはそれ以外にも多数あると思われます。
正しい利用をしているにも関わらず「P2P=悪」という風潮は未だに強く、ファイル共有ソフトのとばっちりを受けているような状況になっています。
P2P制限・P2P規制を回避する方法はあるのか?
残念ながらP2Pの制限はプロバイダ側で実施しているものであり、そう簡単に回避できるものではありません。
既にP2Pの制限を行っているプロバイダはこの先制限を外すことも無いでしょう。
しかし逆を返せば未だにP2Pの制限を実施していないプロバイダがあることも事実です。
元々は神奈川限定の小さなプロバイダでしたが、数年前に全国展開してから噂が噂を呼び、現在では制限や規制のないプロバイダの代名詞となっています。
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