BIGLOBEが遅い!新速度制限導入でユーザーから悲痛の声多数
BIGLOBE(ビッグローブ)とはどんなプロバイダ?
BIGLOBE(ビッグローブ)は家電大手のNEC(日本電気)が1996年に運営を開始した老舗の大手プロバイダです。
300万人前後(2015年時点)の会員を有しておりOCN、NTTぷららなどと比べるとやや小規模ではありますが、プロバイダとして名前を聞いたことがある人も多いことでしょう。
相次ぐ身売りでユーザーは置いてけぼり?
2013年10月に大株主のNEC(日本電気)はBIGLOBEを売却すると発表しました。プロバイダ業界大手の身売りに各種メディアでも大きく取り上げられたのが記憶に新しいと思います。800億円もの売り上げ(2013年3月期)を上げる事業であるにも関わらず売却に至った背景には次のような要因があると推測されています。
まず一つに会員の獲得に苦戦していたことが挙げられます。実は300万人という会員数は2000年時点から13年間ほぼ横ばいで、最大手のOCN(会員800万人)やYahoo!BB(会員500万人)には大きく突き放されている状況でした。
近年スマホの普及が進み固定回線だけでのサービスで勝負することは難しく、BIGLOBEも「ほぼスマホ」というサービスを提供していました。しかし大きな話題にもならず低迷していたことが売却に拍車をかけたのではないでしょうか。
最後に大株主のNEC(日本電気)が今後一般消費者向けではなく、法人向けのビジネスモデルへ注力すると事業方針を転換したことなどが売却の切っ掛けになったようです。
それらの結果2014年1月30日をもって投資ファンドである日本産業パートナーズへBIGLOBEは売却されました。ブランド名やサービスは継続されたため利用者に大きな影響はなかった…かに見えましたが、株主が変わるということはサービスの方針に大きな影響を及ぼすことを意味しています。
長年の経験とノウハウを持ったNECから単なる投資ファンドの日本産業パートナーズへ運営が変わる、つまり十分な設備投資はせずとにかく契約者を突っ込んで利益優先の方針になってもなんら不思議ではありません。
この頃からネット上で「BIGLOBE 遅い」といった口コミが増えだしたような気がするのは、気のせいでしょうか…。
更に驚くべきことに2016年12月8日、通信大手のKDDIがBIGLOBEを買収し完全子会社することを発表しました。3年も経たない間に大株主が二度も変わる異常事態、では実際利用者はどのような状態に陥っていたのでしょうか?
軒並み数百Kbps?!スマホ以下と皮肉られるほどの低品質化
BIGLOBEは元々2009年からWinny(ウィニー)やShare(シェア)と呼ばれるファイル交換ソフトに対する制限を実施しています。
これらのソフトを使わないユーザーには影響がないものでしたが、2013年以降のここ数年では単純に「速度が遅い」とう口コミや情報がネットに目立つようになってきました。
1時間もあればアプデ終わるだろうと思ってたけど2時間めに突入してしまった… てかこの時間回線速度遅いの忘れてたわ!Biglobeさんさすがっす
? ゆづき (@yuduki_sakura) 2017年1月30日
自宅のネット回線が遅いから測定してみたら下り2Mも出てなかった。測定サイトによっては700kbって所も。#biglobe 遅すぎだろ・・・。
? Type04 (@type04) 2017年1月25日
インターネットのプロバイダBIGLOBEなんだけど、スマホの3Gより遅いんじゃないかって感じだ。ADSLのときより遅いよ!!!ヽ(`Д´)ノプンプン
? sky@ (@NtSkymura) 2017年1月22日
ここまで酷いと目も当てられません…ADSLやISDNと等しいとか、スマホより遅いとか酷い言われようですが、それだけユーザー側では低速な状態が慢性的に発生しているものと思われます。biglobe光が遅い。250kbpsしか出ていない。速度制限かけられた?
? ??????? (@gardenpapa) 2017年1月11日
追い打ちをかけるように「新帯域制限」を発表
前述の通り通信大手のKDDI子会社となったことで、やっとこのような状況から脱出できるかと思いきや、2017年1月25日付でBIGLOBEに悲しいお知らせが掲載されました。(詳細)
- 一部のユーザーが設備のキャパシティを占拠している
- それが原因で設備全体が混雑し速度が極端に低下する
- 対策として通信量上位のユーザーの速度を混雑時に制限する
- 混雑が解消されたら制限は解除する
- 2017年2月27日から開始され遅くとも4月末まで全面実施
あくまで「混雑改善のため」とされていますが、自分の通信量が多いかどうかが分からない、混雑時の基準や時間帯が分からない、そもそも常に混雑しっぱなしだと制限もされっぱなしではないか、といったような不安が沸き起こるのは自然な流れだと思います。
ちなみにこの制限は昨年OCNが実施した制限と非常に似ていますね。
この時もOCNのユーザーからは怒りや悲しみの声が沢山挙がっていたのをよく覚えています。
参考:OCNユーザー必見、OCNの速度制限を逃れるためにすべきこと
BIGLOBEの速度低下や制限を回避するためには
プロバイダであるBIGLOBEが速度低下の原因となっていることは上記の情報で明白になったと思います。
原因がはっきりしているのであればすることは一つ、BIGLOBEの速度低下や制限を回避するためにプロバイダを乗り換えることが最善の策であると言えるでしょう。
そこでBIGLOBEからの乗り換え先としてオススメできるプロバイダを3つご紹介します。
1つ目はとくとくBBが提供する「フレッツ光v6プラス」です。
なおBIGLOBEでも似たようなサービスを提供しているようですが、対応機器を自分で準備する必要があり対応機器が無い場合は月額料金1,000円程度に追加してプレミアムサービス月額800円(税抜)へ加入する必要があります。それに対してとくとくBBの場合は月額991円(税抜)のみでv6プラス対応機器のバッファロー製無線LANルーターがレンタルできます。このルーターは定価16,500円のハイスペックモデルなので非常にお得なのがポイントです!
2つ目は制限なしプロバイダの代名詞「かもめインターネット」です。
Twitterなどの口コミを見ても、BIGLOBEから乗り換えて速度や品質が改善したという情報が数多く呟かれています。実際の利用者の口コミほど安心できるものはありませんよね。まだまだマイナーなプロバイダですが、名前を覚えておくだけでも損はしないでしょう。
3つ目は世界最速2Gbpsの固定回線サービス「NURO光」です。
NTTのフレッツ回線は一番速いタイプでも1Gbpsですが、NURO光はその更に2倍「2Gbps」の回線速度を誇るサービスです。この機会に回線そのものを変えてしまうという選択肢も十分ありだと思います。
ただし現在は関東エリアの一部限定サービスとなりますので、対応エリアについては事前に確認しましょう。
いかがでしたでしょうか。プロバイダを乗り換えるだけで現状感じているストレスを無くすことが出来るかもしれません。
BIGLOBEの制限実施までまだ時間がある方も、既に制限が実施されてからこの情報を見つけた方も、プロバイダの乗り換えを前向きに検討してみてはいかがでしょうか。
BIGLOBEが遅い!新速度制限導入でユーザーから悲痛の声多数をご覧の方にオススメのプロバイダ
NURO光 - 提供エリア拡大!世界最速の2Gbps回線はNURO光だけ!
NURO光(ニューロひかり)とは2013年4月よりSo-netが提供を開始した、光ファイバー網を用いたサービスブランドです。
何よりも特筆すべきは世界最速と言われる下り2Gbpsの超高速インターネットサービスだということです。
リーズナブルな料金体系や、無線LANやセキュリティサービスなどの便利な無料オプションも付いています。
遅くて役に立たないインターネットからオサラバするならNURO光がオススメです。
府中インターネット - 規制・制限なしで最安値、乗り換え人気No1のプロバイダ
府中インターネットは広島県の府中市発のプロバイダです。
今は全国対応し、広島県以外でも利用することが出来ます。
規制や制限がなく、インターネットが快適に利用出来るのが最大のポイントです。
制限がないにも関わらずADSL1,404円、光回線1,814円と良心的な価格設定なのもいいですね。
「府中インターネット」の詳細を見る
「府中インターネット」公式サイトへ
GMOとくとくBB フレッツ光v6プラス - IPv6を活用した下り最大1Gbpsの新世代サービス
GMOとくとくBBが提供するフレッツ光v6プラスはIPv6のネットワークを活用したプロバイダサービスです。
NTTフレッツ回線のスペックをフルに活用した最大下り1Gbpsの通信が可能で、一般的なプロバイダの設備を介さないことで夜間の速度低下が起こりにくいのが特徴です。
更に月額料金は991円でバッファローのWi-Fiルーターまでセットの超お得サービス!
インターネットの速度が遅くてお悩みの方に是非ともオススメしたいプロバイダです。
「とくとくBB フレッツ光v6プラス」の詳細を見る
「とくとくBB フレッツ光v6プラス」公式サイトへ
ちょっパヤ!ネット(ちょっパヤネット) - オンラインゲーマー御用達の新鋭プロバイダ
ちょっパヤ!ネット(ちょっパヤネット)は2014年7月にサービスが始まったまだまだ新しいプロバイダです。
元々ハードなイメージのWEBサイトでしたが、親しみやすいWEBサイトへリニューアルされたようです。
規制や制限がないことに変わりはなく、一般的なインターネット利用やオンラインゲームなどの用途にオススメです。
まだまだ利用者も少ないと思われるため狙いめなプロバイダです。
「ちょっパヤ!ネット」の詳細を見る
「ちょっパヤ!ネット」公式サイトへ
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