大手プロバイダの速度規制・帯域制限一覧
大手プロバイダほど速度規制・帯域制限が強い傾向あり
大手プロバイダは何万~何百万の契約者を抱えているため、品質の維持やサービスの公平性を担保するため規制や制限をしていることがほとんどです。
主な規制や制限の種類として「転送量の規制・制限」と「通信方式の規制・制限」があります。
まず「転送量の規制・制限」とは一定期間の転送量(上り=送信、下り=受信)に対してしきい値を設け、それを超えた場合に警告を行ったり、場合によっては強制的に解約を行うなどの制限が課されます。
次に「通信方式の規制・制限」とはP2Pなどの特定の通信方式を検知した際にデータ転送速度を落としたり、通信自体を行えないよう規制を掛けるなどの対処を行っています。
大手プロバイダの規制・制限一覧
WEBや口コミなどの情報を元に大手プロバイダの規制・制限の情報を表にまとめてみました。
プロバイダ名 | 転送量の規制・制限 | 通信方式の規制・制限 |
---|---|---|
OCN(オーシーエヌ) | 1日あたり上り30GB | 不明 |
biglobe(ビッグローブ) | 1日あたり上り30GB (auひかり回線のみ?) |
Winny、Share等のファイル共有ソフト(P2P全体?) |
plala(ぷらら) | 1日あたり上り15GB | Winny(任意) |
@nifty(アットニフティ) | 1日あたり上り30GB (auひかり回線のみ?) |
Winny |
Yahoo!BB(ヤフービービー) | 不明 | P2Pソフトによっては過去に速度規制をされているという報告もあり |
Toppa(トッパ) | 不明 | WinnyなどP2Pファイル共有ソフト |
hi-ho(ハイホー) | 1日あたり上り15GB | Winny、WinMX、ShareなどのP2Pファイル共有ソフト |
インターリンク | 数値不明 (混雑時、通信量が多い順に帯域制御) |
不明 |
オープンサーキット | 数値不明 (混雑時、通信量が多い順に帯域制御) |
不明 |
ASAHIネット(アサヒネット) | ・1日あたり上り30GB (auひかり回線のみ?) ・その他混雑時、通信量が多い順に帯域制御 |
Winny、ShareなどのP2Pファイル共有ソフト |
BB.Excite(ビービーエキサイト) | 非公開 (CD-R数十枚分のデータ送信=15GB程度?) |
不明 |
InfoSphere(インフォスフィア) | 不明 (混雑時、通信量が多い順に帯域制御) |
不明 |
So-net(ソネット) | 1日あたり上り30GB (auひかり回線のみ?) |
不明 |
※情報は随時更新予定です。
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大手プロバイダが規制・制限をする理由
始めにも書いた通り大手プロバイダほど契約者数も多く、日々利用される通信量も膨大です。
回線の高速化とデータの処理量増大によって一般ユーザーであっても大量の通信が出来てしまうようになりました。
その結果今までは利用者全員でバランスよく使えていたサービスが、大量のデータをやりとりし回線占有率が高い人によって、バランスの悪く不公平なサービスとなってしまったのです。
ごく一部のユーザーが回線を占有することで、それ以外のユーザーが満足にサービスを受けられずクレームや解約につながるのです。
プロバイダ側としては見過ごすわけにもいかずそういった一部のユーザーの制限をするも、別なクレームや解約を生んでしまう、いわば悪循環となっているわけです。
ユーザー目線からすれば快適にサービスを使えるのが一番いいわけで、こういった余計なしがらみを回避するためにも大手プロバイダの利用そのものを見直す必要があるのかもしれません。
規制や制限をされる理由が見つからない場合は?
大量のデータを転送しているわけでもない、ファイル共有ソフトのようなP2Pも使っていない、それなのに速度が遅いと感じている場合は規制や制限とは違った理由で速度が遅くなっている可能性があります。
一般的なプロバイダーは「ベストエフォート」という方式でサービスを提供しています。簡単に説明すると、その時々の状況で一番最適な品質でサービスを提供しますよという意味合いになります。これは逆を返すとその時々で品質が大きく上下し、必ずしも高品質でサービスを提供するものではないということを示しています。
昼間と比べて夜間、平日と比べて土日になるとインターネットの速度が遅くなると感じたことはありませんか?
これは夜間や土日はインターネットを利用する人(全体の通信量)が増加する傾向にあり、一人あたりが使える通信量が大幅に減衰することが原因であると言えるでしょう。
このベストエフォートは例えるなら高速道路で起きる渋滞のようなもので、早朝や昼間は車の量(データ量)も少なく目的地(WEBサイト等)までスイスイ辿り着けますが、休日に車が増え渋滞すると速度も出ないし最悪の場合は止まってしまうため、いつまで経っても目的地まで辿り着くことが出来ません。
一般的に渋滞を避けるためには別な道を使うしかありませんよね。インターネットの場合も考えは同じです。
プロバイダーによって回線の太さ(道路の広さ)、規制や制限(交通ルール)、料金(通行料)が違うと思えばわかりやすいと思います。特にベストエフォートに影響しやすいのが回線の太さで、これが太ければ太いほど混雑は起きにくく速度の低下もしにくくなるのです。
繰り返しとなりますが「大量のデータ転送なんてしてないのに遅い」「ファイル共有ソフトも使っていないのに遅い」「夜間や休日になると極端に速度が遅い」これらの症状に思い当たる方はベストエフォートによる混雑に巻き込まれている可能性が非常に高いです。
プロバイダーを乗り換えることで混雑を回避する事を強くオススメします。
そんな中、規制・制限のないプロバイダがある?
事実、インターネットの規制や制限をしていないプロバイダーはあります。
大手プロバイダーの制限にうんざりという方は真剣にプロバイダーの乗り換えを検討するべきです。
インターネットの快適さは光回線のスペックよりもプロバイダー選びの方が重要なんです。
特に光回線は1Gbpsなのに実際の速度はたった数Mbps…さらにはそれ以下の速度しか出ないような方、宝の持ち腐れだと思いませんか?
これからご紹介するプロバイダーに乗り換えて、回線の真価を発揮させてみてはいかがでしょうか?
規制や制限を回避!オススメのプロバイダーはこれだ
制限なしプロバイダの代名詞!「かもめインターネット」
古くから制限なしプロバイダの代名詞的存在である「かもめインターネット」が特におすすめです。!
今は大手プロバイダだからといってインターネットの品質が安定しているわけではありません。
むしろ利用者が多く混雑しがちな大手プロバイダを避け、しっかりとプロバイダを選択することが重要です。
大手プロバイダの規制や制限、対応にウンザリと感じている方はぜひ乗り換えを検討してみてください。
さらば混雑!次世代の接続方式で安定の速度が実現!「フレッツ光v6プラス」
どのプロバイダを使っても速度の低下が叫ばれる現在、次世代の通信サービスとして注目を集めているのが「GMOとくとくBBフレッツ光v6プラス」です。
「IPv6 IPoE接続方式」という新しい接続方式を活用しており、最大1Gbpsかつ速度が低下しがちな夕方から夜間のゴールデンタイムにおいても安定した速度を維持できるのが最大の特徴です!
夜間の速度低下にお悩みの方はぜひお試しください!
大手プロバイダの速度規制・帯域制限一覧をご覧の方にオススメのプロバイダ
府中インターネット - 規制・制限なしで最安値、乗り換え人気No1のプロバイダ
府中インターネットは広島県の府中市発のプロバイダです。
今は全国対応し、広島県以外でも利用することが出来ます。
規制や制限がなく、インターネットが快適に利用出来るのが最大のポイントです。
制限がないにも関わらずADSL1,404円、光回線1,814円と良心的な価格設定なのもいいですね。
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ちょっパヤ!ネット(ちょっパヤネット)は2014年7月にサービスが始まったまだまだ新しいプロバイダです。
元々ハードなイメージのWEBサイトでしたが、親しみやすいWEBサイトへリニューアルされたようです。
規制や制限がないことに変わりはなく、一般的なインターネット利用やオンラインゲームなどの用途にオススメです。
まだまだ利用者も少ないと思われるため狙いめなプロバイダです。
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