DNS(ディーエヌエス)の解説
DNS(ディーエヌエス)とは
DNS とはDomain Name System(ドメインネームシステム)の略で、インターネット上でコンピュータ名にあたる「ドメイン名」と、その住所にあたる「IPアドレス」の対応関係を管理するシステムを指します。
インターネット上ではIPアドレスと呼ばれる数値の羅列で個々のコンピュータやネットワークを識別しています。
IPアドレスは「192.168.1.100」のように表されますが、これはあくまでコンピュータ同士が認識するものになるので、人間が識別し記憶するには少々難があります。
そこで人間にとって親しみやすい文字や記号の並びでドメイン名と呼ばれる別名を付けることが出来、識別や記憶がしやすくなっています。
ドメイン名で通信するためにはドメイン名と対応するIPアドレスは常に対応付けられている必要があり、世界中で膨大な量の情報が管理・更新されています。
このドメイン名対応するIPアドレスなどの情報を記録・管理する世界規模の分散型データベースが「DNS」です。
DNS(ディーエヌエス)の役割の例
例えばパソコンのブラウザで「www.hogehoge.com」というドメイン名にアクセスしようとすると、パソコンはDNSサーバにそのドメイン名のIPアドレスは何番かを問い合わせます。
DNSサーバから「123.45.67.89」といったIPアドレスが返されると、その番号を持ったコンピュータにアクセスすることが出来、ブラウザにはサイトが表示されるのです。
DNS(ディーエヌエス)とプロバイダ
プロバイダ各社はDNSサーバを保有しており、接続をする契約者向けに提供しています。
DNSの優劣によってプロバイダを変更することは滅多にないかと思いますが、DNSサーバのスペックや応答速度の違いで利用感に変化はあるかもしれません。
現に「Google Public DNSを利用することで速度が改善」したなんて噂もありますので参考にしてみてください。
DNS(ディーエヌエス)の解説をご覧の方にオススメのプロバイダ
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